セレブや仕事ができる著名人の多くが「瞑想」を実践していると言われています。
何故彼らがそれを取り入れているのかというと、人生やその時々において「正しい選択をする」「私たちの体に良い」からなのです。
さて、以下の悩みを抱えているのなら、是非「瞑想」について学んでみましょう。
- 身体の不調を感じている方
- 更年期障害で悩んでいる方
- 冷え性の方
- ストレスを感じている方
- 身体に良くないと思っているけど、それをやめられない方
- 仕事をするのが辛い方
- イライラしたり、人間関係に悩んでいる方
- 自宅で簡単にリフレッシュしたい方
- 集中力の欠如が気になる方
- 人生成功に向けて行動したい方
- 鬱々としている方
- 肩こりで悩んでいる方
- 仕事ができるようになりたい方
他にもありますが、セレブや著名人、それから実業家も実践している「瞑想」にはそれらの効果があることが分かっているのです。
そこで今回は、瞑想の仕方や得られる効果についてご紹介します。
そもそも「瞑想」って何なのでしょう?
「座禅=瞑想」と思っている方も少なくありません。
しかし、瞑想には色んな方法があり、慣れた方の場合、オフィスや仕事の合間にもできてしまうものなのです。
また、瞑想は自宅で簡単に行え、準備ができたら即実践することができるのです。
「瞑想」とは、「思考をゼロにする」というもので、人間は常に「考え事」ばかりしていますが、それを「させないようにする」ものとなります。
「考え事」をさせないということは、「常に動き続けている脳を休めさせる」もので、瞑想では意識して脳を休めることが目的となっています。
例えば、24時間働き続けているパソコンや精密機器などは、使い続けているといつかは故障してしまいます。
私たち脳もそのようになってしまい、正常な思考で物事を考えることができなくなってしまうのです。
そのことが何故身体に症状として現れてしまうのかというと、私たちの身体は脳からのシグナルによって動くことができていますし、とっさの判断も脳からの信号によって回避することができているのです。
「瞑想」とは、「呼吸を意識し、無の状態になる」、その時間だけは動き続けている「思考」を止め、脳を休めるために行います。
瞑想によって得られる効果とは
瞑想ではまず、呼吸法をマスターします。
私たちの身体に適した呼吸法は「空気を吸う時間よりも、吐き出す時間を長くすること」、それから「ゆっくりとした呼吸をすること」です。
緊張すれば呼吸は浅くなりますし、それによって交感神経が活発になるため疲れが生じます。
一方、リラックスしている状態では呼吸をしていることで疲れることはありません。
意識的にその時間を設け、心身ともに良い状態に導くのが「瞑想」と言っていいのです。
瞑想によって得られる効果は、「セロトニンやメラトニンの増加」「α波を引き出す」、戦闘態勢にある「コルチゾールやアドレナリン」の減少があります。
専門用語で難しいかもしれませんが、うつ状態にある方は「セロトニンの増加」が望ましく、リラックスしたい方には「アドレナリン」などの減少が望ましいのです。
ゆっくりリラックスしたいのに、身体がそれをさせてくれない…というのは辛いものです。
私たちの体は交感神経と副交感神経がアンバランスになることで、「自律神経失調状態」になり、不眠や不定愁訴、体の疲れが取れないなどの原因に繋がり、病気になりやすい体質を作り出しています。
瞑想を日々生活の中に取り入れることによって、これらの悩みを解決することが可能となっています。
瞑想の仕方は自分にあった方法で
瞑想の仕方は様々です。
- 座禅を組んで行う方法
- 足がうまく組めない人が行える方法
- 座ること自体難しい人は椅子に座ったままで
- あるいは寝座禅
瞑想の基本は、呼吸法を取り入れつつ、その間身体を安定させることです。
- 基本姿勢を整える際、身体を左右に揺らしてみて安定感がある姿勢をキープします。
足は固定した状態できつくならないよう、足を組む、または足の裏をピッタリと合わせましょう。
お尻には後ろ側から座布団などで固定させましょう。
この方法では、背筋を真っ直ぐにすることができ姿勢が安定できるため、ピラティスでも用いられています。
瞑想も背筋をまっすぐに伸ばした状態で行いますので、タオルや座布団、または空気が少し抜かれているボールを尾てい骨あたりに置いてみて下さい。 - 手は楽な状態でいいですが、膝の上などに置いた場合、それを支えにしてしまう可能性がありますので、その場合手のひらは上に向けて下さい。
- 呼吸法は腹式呼吸とし、そして、呼気と吸気を意識して周囲の音や光、人の気配などを感じないようにします。部屋を暗くする、テレビやパソコンの電源を落とす、携帯やスマートフォンは電源を落とすか機内モードにしてください。
- 目は閉じていても半開きでも構いません。
- 時間はまず5分程度から開始し、慣れた来たら10分、15分と伸ばしていき、最終的には30分までやってみましょう。
- 終了は、アラームを利用します。
瞑想の呼吸法で素晴らしい効果が
呼吸の仕方を変えることはあらゆるシーンで効果があります。
怒った時の深呼吸で心が落ち着きますし、運動で適切な呼吸法を取り入れることで燃焼効果が高くなるとともにきつい運動も楽になります。
瞑想の呼吸法も素晴らしいもので、意識を呼吸に向けるだけで、得られるものは沢山あると言っても過言ではありません。
以下、瞑想によって「無」になることで得られる効果となります。
- ぐっすり寝られる
- 五感が冴える
- 頭がスッキリ
- ガスが出やすくなる(体の中で不要なガスが出るとともに、脂肪燃焼効果も)
- 自律神経の働きが正常になり体の調子が良くなる
- 良い運が舞い込んできやすい
- 仕事ができるようになる
- マイナスな感情を持ちにくくすることが可能
- 自己コントロールが出来る
- ほんとうに必要なことを知ることができる
- 物覚えが良くなる
- 心配事が減る
- 不安だと思うことが少なくなる
人はいろんな考えや悩み、やらなければならないことなど、常に頭をよぎってしまうものです。
瞑想をしている間でも、どうしても耳に入ってくる音もありますし、痒くなることや、眠くなることもあります。
そんな時、見方や聞き方を客観的に捉えることによって回避することができます。。
例えば、「ご飯を作らなければならない」「仕事を片付けなければならない」と頭によぎったのなら、「ご飯を作るんだねぇ」「仕事の片付けがあるんだねぇ」と他人事のように思考を変えるだけで、それらは徐々に消えていきます。
瞑想が終わった後、「なければならない」と頭をよぎったことも、強制的にではなく気持ちよく取り掛かることができる自分に気がつくようになります。
瞑想の効果はすぐに出ます
ダイエットや筋トレ、勉強しかり、すぐに効果が出ることはありません。
しかし、瞑想はたった1回で効果を実感できる人もいます。
多くの方は2,3回行っただけで効果を感じているのも事実です。
瞑想は脳を休ませるためのものですが、それに取り入られている呼吸法と姿勢を覚えるだけで物事の捉え方が変わってきますし、頭が本当に冴えるのです。
たった5分だけでも、身体がポカポカと暖かくなることもあります。
物の見方も変わってくるため、良いことも多くなってきます。
その為、ストレスに悩まされることも減り、精神も安定し、周囲から信頼されるようにもなるのです。
瞑想では、マントラを唱える方法もありますが、これは精神を無にするための方法で、必ずしも唱える必要はありません。
吸う、吐くをなかなか意識しきれない方は、吸う時に「1,2,3」呼吸を止めて「1,2,3」息を吐く時に「1,2,3,4,5」と言ってみて下さい。
マントラとはそのようなものです。
瞑想で人生を変えよう
瞑想は一人で無理なく実践でき、効果を早く感じられますのでとてもおすすめです。
毎日同じ時間、30分程度行うだけですので無理がありません。
自宅ではそれができないのなら、瞑想を行っているサークルに入ってみては如何でしょう?
そこではきちんと指導、誘導してくれますので、無の状態になりやすいかもしれません。
思考を変える、物事の捉え方を変える、見えるものの景色を変える、たったそれだけで人生は変われると思うのです。
人は一人では不安ですが、良い仲間の中にいればそのような人間になりますし、悪い仲間の中にいればそのような人間になってしまいますよね。
見えるものと思考を変えるため、瞑想を行って脳を休ませ、素晴らしい人生を手にしてみましょう。
コメント